皆さん、小学生の女の子はまだ婦人科は早い!と思われていませんか?
初潮がまだのお子さまは小児科で、婦人科には行ってはいけないと思われていませんか?
婦人科の病気は、女性ホルモンの変化からくる不調や、子宮・卵巣などが原因のもの、デリケートゾーンのかゆみや痛み、下腹部の痛みなど、さまざまなものがあり、月経には関係のないものもございます。
昨今では、小学生から子宮頸がんワクチンが公費で受けられるようになりましたね。
もちろん小児科でも受けることはできますが、同級生の男の子が来るかもしれないところに女の子だけのワクチンを打ちに行くのは、少し恥ずかしさを感じるお年頃かもしれません。
当院では小学生のお子さまもHPVワクチンを受けて頂けます。
もし気になることがあれば、女性の看護師がおりますので、話しづらい女性の悩みや、気になる体のことを話してください。みんな女性のからだについてのプロですので気軽に相談してみてください。
小学生や中学生のうちから、婦人科に恥ずかしさや抵抗感なく通うことができれば、自分の体をよく理解しようとするきっかけとなるかもしれません。
気になる症状や女性の病気に、すぐに気が付くことにつながるかもしれません。
「自分の体を大切にする」、そんな考え方を親御さんから伝えられるツールの1つとなったらいいなと思っております。
土曜日は女性医師もおります。ぜひお母さんと一緒に、気軽に婦人科にいらしてください。
作成日:2023/02/02